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診療科目について

OVERVIEW

一般精神科診療

不安障害、気分障害、精神病性障害、睡眠障害など精神疾患全般に対応いたします。
発達障害の診断・支援:発達特性の評価を行い、生活の質の改善に役立つよう支援いたします。

児童思春期精神科

お子様の診療も行っております。

サイコオンコロジー科診療

がん治療に伴う精神科的な問題に対応いたします。

サイコオンコロジー(Psycho-Oncology)とは、「心」の診療・研究を行う精神医学・心理学(サイキアトリー=Psychiatry、サイコロジー=Psychology)と「がん」の診療・研究を行う腫瘍学(オンコロジー=Oncology)を組み合わせたもので、日本では「精神腫瘍学」と訳され、1970年代に始まった新しい学問です。日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなるといわれています。そのいっぽうで、がんの診断後の生存率は延び、がんとともに生きることも一般的になっています。がんと診断された方は、一般人口に比べ精神疾患に罹ることが多いことが判っています。また、そのご家族は患者とほぼ同程度に精神的苦痛を感じることも判ってきました。

GENERAL PSYCHIATRY

精神療法と薬物療法を行います。薬物療法は依存性などの問題の生じにくい薬剤を選択するように心がけ、可能な限りお薬を卒業することを目指していきます。治療法のメリット・デメリットについて共に考え、治療者と患者様双方が納得できる治療方針を見つけていけるようにします。

一般精神科での診療内容

CHILD ADOLESCENT PSYCHIATRY

児童思春期の診療経験豊富なスタッフが在籍しています。発達の相談、精神疾患はもちろん、お子様の不登校や学業・進学、親子関係、友人関係や性のこと、親御さんの子育ての悩みやさまざまな心配事まで、幅広い相談・支援が可能です。
ご家族のサポートや、学校や教育機関、療育機関や地域の福祉サービス等の関係機関との連携を積極的に行い、お子様の健やかな心身の発達に適した環境調整を行うことも重要な診療の一部と考えています。
また、お子様は言葉で気持ちを説明することが難しいことも多く、関係機関からの情報提供なども診療の助けになるため、お持ちの方はぜひご持参ください。

児童思春期精神科

PSYCHO-ONCOLOGY

当院では、がんの治療を行っている方、がんとともに生活をされている方、またそのご家族やご遺族の精神・心理的支援を行っています。
現在、がんの治療を行っている方は、主治医と相談し診療情報提供書(現在までの治療内容、検査データ、処方内容など)をご持参ください。がんの治療中の精神・心理的問題は、がんの治療状況、身体的な状態、使用されている薬物と関連して起こることが少なくありません。
可能なかぎり、治療をしていただいている主治医とも連携しながら支援を行いたいと思っています。

サイコオンコロジー科

お悩みをお持ちの方は、ぜひ当院までご相談ください

がんの告知を受けたとき、私たちの多くは、これまでの生活や価値観、人生そのものを覆されるような衝撃的な事実として受け止めます。
また、ご家族にとっても同様です。家族や仕事のこと、役割、アイデンティティ、多くの変化を求められることも少なくありません。そのような結果、うつ病や適応障害、不安障害といった精神疾患を合併してしまうことが多いことがわかっています。そのいっぽうで、多くの方はそのような状況を乗り越えて、新たな生き方や価値観、アイデンティティを確立し前進していくことも分かっています。
私たちは、たとえがんになっても(大切な方ががんになっても)よりよい生活や人生が送れるような支援を行いたいと思っています。がんの治療中は、身体的な負担や合併症、抗がん剤、痛み止めなどの副作用からも、睡眠障害、せん妄(=意識の障害)といった精神疾患が起こることが分かっています。そのような症状を少しでも緩和し、よりよくがん治療を行っていけるようにも支援を行いたいと思います。
また、不幸にして大切な方を亡くされてしまい、お気持ちのつらさが続くような方の支援も行っています。そのような方もご相談ください。